今回もTailor WW 大阪事務所から役立つ豆知識もとい歴史をご紹介いたします。
スーツの歴史については、これまでご紹介してきた豆知識やマナーといった部分よりも知らない人が多いかもしれません。
歴史を知ればさらに自分のスーツに愛着がわいてくるかもしれません。
ぜひこの記事でスーツの歴史を知っていただきたいです。
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- スーツの起源
- 日本におけるスーツの歴史
- スーツの発展
目次
スーツの起源
スーツの原型は19世紀頃の英国で誕生したとされていますが、起源はさらに古く、16世紀にまでさかのぼります。
その起源は”フロック”という、ヨーロッパの農民が着用していた丈の長い服だと言われています。
19世紀頃になると、貴族が着用することをメインに、徐々にデザインが改良されていったとされています。
日本におけるスーツの歴史
日本でスーツが着用される様になったのは、幕末末期~明治時代以降で、その起源は軍服だとされています。
幕末に鎖国が終わり、明治維新以降に日本へ入ってきた異国文化のひとつだったのです。
当時スタンダードだったのは和装で、洋装といえばコートが主流となる時代もありました。
大正時代に入ると、欧米文化の流入とともに、スーツの着用が浸透してきたことで、男性のスーツスタイルも一般化していきました。
しかし、まだまだ機械の発達が進んでいなかった日本では、“オーダースーツ”しかなかったと言われています。
その後徐々に機械の発達、産業のオートメーション化により、大量生産が可能になっていきました。
ここから今でいう”既製品スーツ”が誕生していくことになります。
スーツの発展
スーツも文明開化とともに発展してきました。
明治になると、洋服が礼服として採用されるようにもなりました。
これが大政官布告(だじょうかんふこく)です。
政府の役人は、礼服には洋服を着用が義務付けられたのです。
大政官布告が出され、日本の洋服の歴史が始まったことを記念し、
11月12日を「洋服記念日」と定めました。
時代の変化とともに、スーツも形や仕様が変化してきました。もちろん着用方法も変化しています。
2005年に、当時内閣総理大臣の小泉純一郎から、「夏場の軽装による冷房節約」をキャッチフレーズとした、“クール・ビズ” が分かりやすいでしょう。
これは今でも一般化しており、時代とともにスーツも歩み続けていると言えるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
皆さんが思うような歴史でしたか?
始まりは意外なところだったりするのです。
今回は起源から主に日本での歴史に触れてきました。
次回は海外の歴史にも触れてみたいと思います。
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