今回もTailor WW 大阪事務所からスーツの語源や背広との違いをご紹介いたします。
これも歴史に関することですね。
意外とおもしろいことがわかるかもしれませんよ。
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- スーツの語源
- スーツと背広
- 背広の語源
目次
スーツの語源
まずスーツという言葉の意味について、、、
スーツは英語でsuit。
共布(ともぎれ)で仕立てた一揃いの洋服のことを指します。
ふんふん、そうなのか。程度でもいいと思います。
スーツと背広
では今度は勘違いについてみてみましょう。
「背広」 という言葉があります。
知っていても今はこの言葉を使う人は少ないかもしれませんね。
明確には 「スーツ = 背広」 ではないのです。
基本的な作りとしてはスーツも背広もテーラード作りと呼ばれるものです。
ではなにが違うのか。
最も分かりやすい違いは「女性用があるかないか」 です。
女性用の背広がない理由としては、
男性限定の洋服として日本に伝わったという背景があるのです。
19世紀の西洋では、男性の着用するものの主流として、背広が根付いていたと言われています。
この時から男性が着用する洋服という文化だったのです。
背広は、積極的に西洋文化を取り入れる中で日本に伝わってきましたが、その文化も併せて伝わり、男性用のみとなっています。
昭和初期ごろからは、働く女性のスーツスタイルが広がり、女性用のスーツも存在しています。
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背広の語源
これはいくつかあります。
“諸説あり” というやつです。
1.背中部分が広い
これはそのままですね。
単純に「背中部分が広いから」というとても分かりやすいものです。
2.サビルロウという言葉から変化した
もともと別の言葉だったというこれもよくあるパターンです。
「サビルロウ」という言葉が「背広」になったと言われています。
サビルロウとは、ロンドンにあるストリート名のことを指します。
ここはオーダーメイドの高級紳士服店が立ち並ぶことで有名です。
3.シビルクローズという言葉から変化した
これも2つ目と同じく別の言葉だったというよくあるパターンです。
「シビルクローズ」という言葉が「背広」になったと言われています。
シビルクローズは、庶民の服ということを意味するもので、カジュアルな服装を指します。
個人的見解としては、2か3か、もともと別の言葉だった説を推します。
時代の流れとは早いもので、いつか「スーツ」にも別の呼び名が付くのかもしれません。
どのような名前になるのか想像できませんが、そのときの時代を生きていたいものです。
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さいごに
さて、今回はスーツの言葉の意味や勘違いについて触れてみましたが、いかがでしたでしょうか。
語源はどのジャンルでも面白いものだと思います。
この記事で背広という言葉を知った方がいらっしゃれば、ぜひお父さんやおじいちゃんにお話してみてはいかがでしょうか?
意外と会話が弾むかもしれませんよ。
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