イタリアのスーツスタイルは「エレガンテ(上品、優雅)」の追求。スーツ自体はリラックスして着れるものでありながら、個性(自身の格好良さや色気)の演出を惜しまずに、その中で上品さや優雅さといった、"エレガンテ"を意識したスタイル。
イタリアの生地は、「しなやかさ」や「艶感」があるものが特徴的。 彩度の鮮やかな色味も多く、光沢があり、触るとしっとりとした風合いが感じられる。
男の色気が感じられるしなやかなラインが特徴的。 着る人の身体のラインに沿わせながらも、肩回りのリラックス感や、ウエストを適度に絞ることによってヒップラインを強調し、セクシーさを演出する。 また、イタリアの風潮として窮屈さを感じてしまうものが好まれなかったため、肩パットを入れない「アンコン仕立て」 などがある。