今回はTailor WW 大阪事務所から前回に引き続きスーツにまつわるマナーについて、ご紹介いたします。
前回の生地はこちらからご覧ください。
スーツに限らず意外と知らないマナーはどんな場面にも存在します。
前回ご紹介したもの以外にもまだいろんなマナーがあるのです。
実は失礼にあたるような行為や着用をしてしまわないように、この記事で知っていただければ幸いです。
あなたにピッタリのオーダースーツを作るなら、ぜひTailor WWをご利用ください。
大阪を中心に全国への出張採寸も承っております。
目次
スーツに関するマナー
ではもったいぶらずにいきましょう。
今回ご紹介するマナーたちはこちらです。
- ボタンダウンシャツは要注意
- 太い方の端(大剣先)がベルトにかかるくらいの位置で結ぶ
- 裾は長くしすぎないようにする
- ブラックスーツには注意が必要
- ベルトと靴の色合わせ
- 靴下選びに要注意
これらを少し詳しくご紹介していきます。
1. ボタンダウンシャツは要注意
近年ではスーツのスタイルも多様化しているので、ボタンダウンシャツを合わせること自体は一般的なスタイルだと認識してもいいでしょう。
クールビズなどには多くの人が用いている印象もありますね。
しかし、フォーマルな場や大事な商談などのきっちりしたビジネスシーンでは避けるのが無難です。
2. ネクタイはベルトにかかるくらいの位置で結ぶ
これはご存じの方は多いかもしれませんね。
結んだ太い方の剣先がベルトにかかるぐらいが最も美しいとされています。
短すぎても長すぎてもだらしなく見えます。
体の正面は最も目に入る場所でもありますので、美しく結びましょう。
おまけ情報として、上着を着ない時にはネクタイをネクタイピンで留めるのがマナーとされています。
3. 裾は長くしすぎないようにする
これも場面によって使い分けが必要です。
基本的にはシングル、靴にワンクッションほどの長さがいいでしょう。
フォーマルな場面などでは少し長めにするのがマナーとなっています。
裾上げはシングルとダブルのどちらがいいのか。
先述したように、近年はスタイルの多様化が進んでいるので、ダブルも一般的になってきています。
しかし、場面によってはカジュアルに見えてしまうこともあるので要注意です。
4. ブラックスーツには注意が必要
一言にブラックスーツと言っても様々です。
一般的には濃い黒の生地で作られたもので、基本的にはツーピースで、
これは冠婚葬祭などの儀式のような場面で着るためのものです。
ビジネススーツでは、グレーやチャコールグレー、ネイビーなどの、目立ちすぎず地味過ぎない色にするのがマナーです。
スーツ屋さんに売られている黒いスーツとブラックスーツは別物です。
ややこしいですが、間違えないように注意しましょう。
5. ベルトと靴の色合わせ
これは基本的なところですが、意外とできていない人が多いんです。
ベルトと靴の色を合わせることで、全体のコーディネートがまとまるのです。
知っている人であれば、良い印象も与えられるはずです。
靴に関しては手入れを怠らず、常に汚れのないようにすることも重要です。
6. 靴下選びに要注意
靴下の色はスーツの色に合わせるのが一般的で、そうすることでバランスも良く、おさまりも良くなります。
基本的には黒、グレー、ネイビーがいいでしょう。
柄については無地が無難ですが、柄の入ったスーツの場合は、靴下にもワンポイント柄が入っているとまとまりが出ます。
また、素肌が見えないように長めのものを選びましょう。
さいごに
今回もマナーに関するご紹介でしたが、いかがでしょうか。
知らずにできていた方、知らなかった方もいるでしょう。
これらを網羅するときっと好印象になるでしょう。
自然と自信もついてくるはずです。
この記事があなたの手助けになれば嬉しく思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。